自動清掃機能付きエアコンは手動お掃除が必要...じゃあ うるさいだけ?

このエアコンを購入して3~4年くらいかなぁ。HITACHIの白くまくん。昨年の夏、急に冷房が効かなくなり購入店に連絡して見ていただいた。吹き出し口に手をかざし左右にゆっくり動かすと、故障ではなくフィルターに原因があることがわかった。


フィルター?自動清掃機能付きの筈だけど... このエアコンの場合、いちばん上の平らな部分に2枚のフィルターがセットしてある。いちばん高い場所。これも失敗だったなぁ...年をとってくると、こんな高い場所では取れないのだよ...業者が三脚に乗ってこの高さだよ...ほぼ天井 😂


自動清掃機能付きエアコンなのに何故フィルターがつまってしまうのか

確かに、自動清掃機能はフィルターの表面(ホコリ)をお掃除してくれている。
だけど、台所からの見えない油汚れや、リビングで鉄板焼き等をするとフィルターの表面に油がうっすら膜を張る。自動清掃機能付きのフィルターは、目地が非常に細かく、すぐに詰まってしまいエアコンが効かなくなってしまう。(全く効かない状態に...)


台所用洗剤をほんの少しつけて、優しくなでるようにフィルターを洗うことを教わった。たったこれだけでエアコンがガンガン効くようになった。


結局、自動清掃機能付きエアコンもフィルターは人間がお掃除しないといけない。なのに、夜さぁ寝ましょ...とエアコンを消すと、結構大きな音をたててロボット君がお掃除を始める。あんな大きな音をたててホコリしか取れないのだ。。よく考えるとフィルターのお掃除ではなくホコリとりだよね。ロボットには洗えない。。


一代前のエアコンは、20年近く静かに頑張ってくれた。買い替えの時、ほとんどが自動清掃機能付きになっていた。こういう機能がつくと壊れやすいんじゃないか...と、普通のエアコンを探したが「省エネ性能がないですよ~」と念を押された。なんでやねん...


省エネ性能がアップした普通のエアコンが欲しかったのだ。無駄に巨大化してる...


自動清掃機能付きエアコンのクリーニングを販売店にお願いした

今年になって販売店からエアコンクリーニングしませんか~と電話をもらった。昨年のこともあるし、やってみることにした。だいたい3時間くらいということだった。パッと見は全く汚れていない状況。


写真じゃ小さく見えますが、この白くまくん実は結構デカイ。14畳以上冷やすタイプ
外カバーを外し、前面の自動清掃機能部分を取り外し、コネクターやら何やら...もう完全に分解です。正直びっくり!『これ、元に戻せるのかなぁ。。』不安になりました。ひつじが毛を刈られた後のように、ひとまわり小さくなったエアコン。取り外した部分はベランダで高圧洗浄。エアコンをビニールで覆い高圧洗浄開始。


エアコン掃除

ビニールをクルクル筒状に伸ばしバケツの中へ汚水が入る。ひと通り洗浄を終え、乾燥させ、元の状態に戻していきます。心配をよそに、ちゃんと元に戻りました。さすがプロ!正味2時間半の自動清掃機能付きエアコン清掃でした。ただこれ...何度もやるもんじゃあないな...通風口ルーバーの閉まりが甘くなるような...


やはり、元に戻すのに手間取る方もいるとのこと。エアコン清掃は梅雨に入る前がお勧めということ。室外機清掃込みで 18,000円(税抜き)でした。


エアコン買うなら普通のエアコンがいい。
自動清掃機能はいらない。