夫の定年退職の記録:退職金で住宅ローンを返す?返さない?超低金利

住宅ローン 令和

先日、バブル期の定額貯金の金利が平成2年に6.33%だったと書きましたが、一方で住宅ローンの変動金利も平成2年に8.9%にまで上昇しました。貯蓄をする余裕がある人は、ある程度相殺されますが、多くはローンの返済で精一杯だったと思います。

今の50代で、結婚して早い時期に家を買った人は元金が減らない状況が続いた。私の姉もこのパターン。ネット情報もない時代、借り換えや繰り上げ返済をしながら完済しています。

令和元年の住宅ローン金利は...というと、上の画像のような状況です。1%を大幅に切っているものも... ひと昔前までは、『繰り上げ返済は少しでも早いうちに!』が定番でしたが、最近では様子が違うようです。

この記事のような意見が増えてきたのには、まず今が超低金利時代というのがある。
例えば...1,000万円を1年間0.74%で借りると年 74,000円の利払いになる。イオン銀行の場合
     1,000万円を1年間3.00%で借りると年300,000円の利払いになる。

令和の時代の1%を割るような金利であれば、急いで返済するより何かあった時のために現金を確保しておく、というのも納得できます。では、2年前の私たちはどうしたのかというと... 期限前完済を選びました。今回は完済について書くつもりでしたが...この記事で気になる部分があって...

それは、55歳でマイホーム購入という一文。
この例えの男性・・・購入金額3,500万円の物件を『現金で買うことも出来た』と。
最初は、はいはい、お金持ち!って思ったけど...😅 良く考えたら50代まで賃貸であれば(住宅ローンで利息ばっかり払っていたことを思えば...)それくらい貯まっていたのかも。

今、50代半ばになって思うのは... 子育ては賃貸でよかった気がする。その分を貯蓄に回して子どもたちが独立したタイミングで夫婦二人の小さな家を買う。いずれ子どもに相続するにしても新しい方が価値がある。そんな風に思うのでした... ただ、この例えの男性のように55歳から毎月10万の支払いは無理。。😫 我が家の場合は...

あと、55歳からローンを組むと“死ぬ”確立が高くなるから(団信で借金がチャラになるから...)繰り上げ返済はしない!と斬新な発想。間違ってはいないけど...さ。

目から鱗機構団信は、満80歳の誕生月の末日まで保証する。3大疾病付き機構団信は75歳の誕生月の末日まで保証する。必然的にローン期間は短くなりますが、住宅ローン申し込みの年齢制限は71歳未満というのが多いです。50代でも審査に通れば住宅ローンを組めるということですね。

住宅ローン完済の記録は、また今度...