ここ数年、3つの県を行ったり来たりしていた。アベノミクス以降、全国の空き地という空き地に家がどんどん建っていきました。長年放置されてきた空き地に、建売住宅が次から次へと建てられ空前の住宅ブームでした。若いパパさんたちが住宅ローンを背負うのか~大変だなぁ...なんて思いながら見つめていました。
私たちも上の子が中学生になるタイミングでマンションを購入しました。
この時、一戸建ての住宅も見学しました。値段はマンションの倍近かった。若さとは恐ろしいもので、何とかなるんじゃないか...とも思ったんですよね。で、夫が定年を迎えた今、やっぱり買わなくてよかったぁと思います。年金支給も5年先に延び、再就職後にローンを支払っていくのは困難でした。あ~でも庭が欲しかったな~~
住宅ローン期限前完済手続き:平成28年の記録
わが家は、1度だけ借り換えをして年利2.3%(1年後に年利2.95%に上がるタイミング)返済期間10年 元金が数百万残っていました。選択肢としては、低金利時代なので借り換えというのもありますが、再就職のタイミグでのローン審査となります。職場になじめるかどうかもわかりません...なので思い切って完済を選択しました。
※ 低金利時代ではありますが、定期預金が年利0.01%で住宅ローンが年利0.79%です。
まず、住宅ローンを完済するには銀行窓口かインターネットで手続きを行います。
ネットであれば期限前完済手数料が1/2で済むためネットで行いました。
期限前完済手数料:ネット10,800円 窓口21,600円
※ 現在値上げ:ネット16,200円・窓口32,400円 手数料は各行で違い、イオン銀行の場合は54,000円です。
各行ダイレクト認証を行い、手続き自体は非常に簡単なものです。注意点は、申し込み受付け期限が希望完済予定日の10平日窓口営業日前の24:00まででした。これを過ぎてしまうと次の引き落とし日になってしまいます。
経過利息額:前回の引き落とし日から完済日までの利息のこと。毎月分とボーナス分に分けて計算します。前回のボーナスから半年が過ぎての完済だったので6ヶ月分の利息がついてしまいました。これが結構大きかった。
借入時に銀行から戴いていた借入表の(返済残高+経過利息額+完済手数料)
手続きを行って引き落とし日までの間、銀行からの案内メールはありませんでした。ダイレクトの住宅ローン画面で確認できます。前日の資金移動を忘れないようパソコンに付箋を貼っていました。前日、数百万円を入金。いよいよ当日、朝一番で引き落とされていました。
あっけないものです。。さようなら数百万...
約10平日窓口営業日後に銀行から担保関係書類が届きます。次は抵当権抹消登記手続き。
夫もこれで無借金人生です。それだけでもやった甲斐がありました。
払わずに済んだ利子:110万円也