株の世界:50代で株をやる人は3割 60代では5割 チャートを見ながら

ファナックチャート

これは、直近の木曜日から金曜日にかけてのファナックの株価チャートです。“株”ってこういうの...という感じのチャートでした。横ひとマスが1時間。前場が9時~11時半・後場が12時半~15時なので横に5マスが1日の変動となります。木曜日は、だいたい縦(株価)に5マスほど変動がありファナックだと100株単位なので2万5000円くらいの値幅で動きがありました。日中、このグラフがニョキニョキ動いている感じです。

横に6マス目からが金曜日のチャート。長い黄色い線が下落です。開始わずか30分で6マス(3万円)ほど下落しています。例えば、木曜日の高値2,005,000円で株を買って持ち越した場合、翌日の開始30分で1,975,000円になってしまう。その瞬間だけで見ると30,000円の評価損ということで焦りますよね。200万円を年利0.01%の定期預金に1年預けて200円の利息。方や、わずか30分で数万円得をしたり...損をしたり...の世界です。。。

ファナックチャート

少し長い目で見てみるとどうでしょう。今度は、横ひとマスが1ヶ月の日足チャートです。(2019.4月~6月)
いちばん右隅の小さな棒が上の画像の金曜日のものです。2,000,000円台をうろうろしているのがわかります。では、もっと長い目で見るとどうでしょう...

ファナックチャート

これは、2011年(10000)からの月足チャートの一部です。2018年1月に高値をつけています。ここで買って持ち越した人はファナックだと1単元100万の評価損が出ていることになります。2011年に10000の位置で買った人は、放置して年2回の配当金を得ても、まだまだ評価益の範囲です。(まぁ...理想ですが。。)

第2次安倍政権発足以降の株価の上昇にクジラの存在


日経平均株価の長期チャートです。第2次安倍政権発足以降の株価の上昇は凄まじいものがありますね。億り人(1億円以上の金融資産を築いた人)が、たくさん生まれたとも言われています。一見するとバブルかな?...

と思ってしまいそうですが、市場ではクジラと呼ばれる公的資金が投入されて実態を伴わずに上昇しました。最初のチャートのファナックも日銀が筆頭株主になっています。ある意味、異常な事態。

政府は、年金で足りない部分は自助努力をと投資を勧めているけど(勧めるなら2013年に声たからかに勧めて欲しかった...こんなに高くなって勧められても...)、投資のプロであるアナリストたちでさえも株の世界を全く予想できてはいない。。クジラたちも、いずれ資金を引きあげなきゃいけない...

三井住友銀行のアンケートで、株をやる人は50代で3割、60代で5割なんだとか...60代で増えるのは退職金と相続によるお金らしい。NISAで、かんぽ生命株を保有する人も多いという。
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かんぽ生命チャート
株、弱気に傾く個人 さえない かんぽ・NISA銘柄:2019.6.24 日経
ドイツ銀行だの、ダンスケ銀行だの、プーチンがどうのこうのなんてわからない...政府は無責任だなぁ。