緊急事態でも山菜は芽吹き・魚は獲れる...湯の華市場の取り組み 岐阜県

山菜 湯の華市場

タラの芽・こしあぶら・こごみ...今年は1月から目に見えないコロナウイルスの影響で桜の花も心なしか元気がなく...毎年恒例のつくし採りもやらず終いでした。😞

山菜も無理かな~と思っていましたが...ゴールデンウィークも短い休みの夫が『久しぶりに刺身が食べたいな~』と。多分ね、湯の華市場の刺身のことだとピンときましたが...

緊急事態宣言前の2月の後半に訪れたのを最後に足が遠のいていました。というのも、解放感があった入り口までの通りが“光秀横丁”という覆われたスペースになってしまい...密な空間へと様変わりしていたのです。その後4月には緊急事態宣言。当然開いていないものと...

夫がネットで見てみると...開いてるよと😮 湯の華市場は営業していました。
可児市の場合、卸売り市場や食料品売り場等は、適切な感染防止対策の協力要請のみで協力金支給対象外のようで、開催停止要請はありません。湯の華市場のコロナ対策↓

湯の華市場 新型コロナ対策

かなり大きな立て看板が...実際に入り口のカートやカゴはアルコール消毒をしてお客さんに渡していました。光秀横丁の密になっていたスペースも開放され風通しの良い状態になりました。勿論、レジカウンタも透明シートで仕切られています。

私たちが到着した午後3時過ぎの状況は、近所のスーパーより混んでいませんでした。
ただ、時間帯によっては密になる可能性もあるので...帰る判断も必要です。市場の人の健康を守るためにも自身の体調管理とマスクや手洗いは必須です。

湯の華市場のご紹介 岐阜県可児市

湯の華市場

店内に入ってすぐのスペースが果物売り場。四季折々の果物が並びます。右側にお漬物コーナー、そして右奥がお肉売り場飛騨牛 養老ミート。そして、多くのスペースが産直野菜

今が旬の筍も...掘りたてのものと、茹でてアク抜きを済ませたものと両方ありました。水煮を2袋購入して、煮物・味噌汁・炊き込みご飯にしました。新鮮で美味しかったです。

あとは...トップ画像の山菜タラの芽・こしあぶら・こごみを選択して天ぷらに。他にもいろんな種類の山菜がありました。スーパーより、かなりお安く手に入ります。
抗酸化作用がある山菜、一年で今の時期しか味わえない新芽たち。

湯の華市場 魚太郎

左奥へ進むと...目的の魚太郎さん。干物・佃煮・乾物・そして新鮮なお魚。この氷を敷き詰めた台の上に知多半島直送の鮮魚が並びます。(山菜・看板以外は昨年の写真)


午前中なら、もっとたくさん並びます。うちの場合は、夕飯に刺身で食べるので午後3時過ぎに買うようにしています。今だと...平貝のお刺身がおすすめです。スーパーではなかなかお目にかかれないコチホウボウ甲イカなどもシーズンによって登場します。

ここでさばいて切り身にしてくれます。こんな感じ↓

湯の華市場 魚太郎刺身

甲イカなどは身の部分とゲソの部分を分けてくれていたり、魚のアラの部分も分けてくれていたり。平貝も大きな貝ですが、さばいて貝柱をこんな風に包んでくれます。臭みもなく美味しくいただけます。もちろん、すでにお刺身になったものも売っています。

湯の華市場 魚太郎

アジ・しまあじ・真鯛・さわら...旬の魚やマグロもたくさん並びます。個人的には切り身で買って、食べる寸前に刺身に切り分ける方が、より新鮮で好きです。

ホタルイカ嘆きの豊漁 異例の漁獲量削減...読売新聞5月6日
こんなニュースもあります。今年はホタルイカが豊漁なのだとか...ホテルや飲食店の休業要請で需要が激減していると...直接的ではない部分でも影響が出てくるでしょうね。

こうした旬の魚や野菜や果物を食べられるのも、獲ってきてくださる漁師さんや農家さんがあってのことなので...感謝です。また、感染の不安があるなか働いている食品売り場の方々あってのこと。そこへ行く側は、きちんと健康管理をして、できるだけ空いている時間帯に目的を決めて行きたいものです。お刺身も山菜もどれも美味しかった...😊