7月の4連休から2週間の来週早々にも落ち着きをみせてくるかな...と思っていたけど、全国的になかなか厳しい状況が続いています。本日8月6日に過去最多を更新したのは...大阪府225人・神奈川県119人・千葉県76人...そして、東京都の入院患者数が過去最多の1,475人に。
名古屋市医療逼迫 受け入れ先がなかなか見つからない現状
☑愛知県安城市の20代女性が人工呼吸器をつけるなど重症になっている。7月27日頃から微熱や吐き気などの症状があり体調不良が続いたため検査を受け8月3日に感染が確認された。☑また、豊橋市の70代女性が亡くなった。7月28日に発熱・痰の症状以降自宅療養。8月4日主治医が自宅で死亡を確認。死後検査で陽性と判明。
愛知県の医療は逼迫していないと思っていた。なぜなら...大村知事も河村市長もそう発信していたから。昨日夕方、何気なく見ていたNHKのニュースで、その認識を覆す言葉が...
名古屋市で入院先の調整を行っている医師が紹介された。2020.8.5
1週間ほど前から患者の受け入れ先がなかなか見つからなくなった...と。第一波の時に受け入れてもらった病院に一回り依頼をかけて、もう一度『やっぱり受けてもらえないんで...』と、お願いする。搬送調整に何時間もかかる綱渡り状態であることを告げた。
受け入れに消極的な病院も少なくない。理由に...
●第2波が予想以上に早く患者急増に病院の準備が追いついていない。
●院内感染が起こる恐れ
●第1波で経営悪化
『自宅療養の患者が名古屋市には700人以上いる。症状が悪化した際、入院先がすぐに見つからないケースも増えている。感染の抑え込みと、医療体制の早急な整備が重要。一番心配なのは自宅で療養している人が調子が悪くなってきて入院が必要になった時に、すぐに入ってもらうベッドがないと困る。本当にここ1・2週間が勝負ではないか...』と。
入院病床は70病院で766床+α医療提供体制は確保という毎日の発信から愛知県の医療逼迫は県民には伝わってこない。であるが故に県民が危機意識を持たない。そのしわ寄せは医療現場に...8/5現在、入院は237床/766床。
8月3日になって名古屋市の河村市長は病床数を70床から300床程度に増やすと...😵
感染者が2桁になった時期がある。その頃に1つでも隔離施設を借り上げていればここまで感染拡大せずにすんだのになぁ...少なくとも家庭内感染は防げる。
大村知事と河村市長は、このコロナ禍でもずっと大人の喧嘩を続けている💢
名古屋市に情報開示を訴え続ける医師会
名古屋の医師が心底懸念する市中感染のリアル 東洋経済 2020.8.5『現場の感覚としては異常事態』8/2インタビュー
実際に軽症が多いのは事実だが、ほとんどが自宅療養で入院できていない。無症状から軽症、中等症へと刻々と変化する段階で、早急に対応できる態勢を整えなければならない。医師会は名古屋市に対して『もっと情報開示を...』と訴え続けているという。何区のどの施設で発生したのかなど...名古屋市は医師会にも知らせない方針を貫いている。😮なんで...
禁止は遅く緩和は早い日本 コロナ後の世界は果てしなく...
2020年1月末...新しい感染症との戦いが始まって半年が過ぎた。終息した後の世の中はどんなふうに変化しているんだろう...と想像を巡らせていた人たちがいた。が、予想どおり富裕層ほど以前と同じ生活に戻したがる。なんの教訓にもしたがらない...少しでも早く観光立国に戻そうとするがあまり、1兆7千億円もの予算をかけ、コロナ終息を待たずにGO TOキャンペーンを開始した。そんなに焦らなくても6月のコロナ終息期に旅行を自ら計画する人はいたでしょう。じわじわ様子を見ながら...ゆっくりだけど多分それが一番経済を回すことにつながる。大規模感染を起こすほど馬鹿らしいものはない。
検査感度70%を考慮すれば現在すでに毎日約13名の感染者が入国している。居住都道府県に入り強制力のない14日間の自主隔離。昨日、8月5日からさらに最大8万8千人の再入国を許可した。門田さんが言うように本当に...禁止は遅く緩和は早い日本。
この状況は6月の西浦教授の警鐘を無視した結果。1日10人の感染者入国で大規模な流行。