腑に落ちない厚労省データに同じ疑念を抱いた名古屋大学の小島勢二医師

接種歴別感染

普通のおばちゃんが大学教授と同じ疑念をいだいたというのも、おこがましい話ですが...😂 アドバイザリーボードの厚労省の接種歴別新規陽性者数データに違和感を感じていた。折にふれて拝見していた各市町村のデータと明らかな風景の違いがあった。で、自分なりに浜松市のデータをまとめてみたのが ↑上の画像です。


公開されたばかりの動画を何気なく見ていて...同じ疑念に驚きました。👀

✅小島氏もまた厚労省アドバイザリーボードのデータに疑問をもち、ご自身で、このデータから感染予防効果を算出してみると...70代で86%・80代で95%という、たいへん高い感染予防効果となった。

小島氏:『これを見て、あれ?と思ったのは、こんなにいいんかなぁと。あるいは感染予防効果がですね、本当にこんなに出せるんかなぁと思ったことは確かです。』

そこでボードのデータを遡って感染予防効果を算出してみると...デルタ株の頃が90%と良かったのが、1月になってオミクロン株になっても実は70%~80%の感染予防効果を維持していた。


小島氏:『これで思ったのは、どうしてこんな感染予防効果があって、オミクロンが、この1月になって日本でこ~んな流行するんだと。あるいは、これだけの感染予防効果があって、どうしてブースターが必要に... 素朴に疑問に思ったことは確かです。』


この後、不審に思った小島先生がたどり着いたのも浜松市のデータでした。
一度、関心をもって見てみるとよいと思います。(36:27あたりから)
また、インドネシア死者の30%が10~18歳だった...という新聞記事の真相など...穏やかに語られています。

5-11歳のワクチン接種:小島勢二医師からのメッセージ


厚労省アドバイザリーボード接種歴別の新規陽性者数データへの疑念

厚労省が1週間おきに発表しているアドバイザリーボードには2種類の新規陽性者数のデータがある。資料2-5にある『ワクチン接種歴別の新規陽性者数(2/7-2/13)』事務局提出資料と資料3-2にある『陽性、重症、死亡例における年代別ワクチン接種状況』感染研の鈴木氏提出資料。どちらも感染者等情報把握・管理支援システム(HER-SYS)の数値を採用している。


同じ期間のデータなのに『未接種の陽性者数』が厚労省資料の方が99,536人も多い
この期間の総陽性者数は厚労省:469,376人・感染研:506,046人で逆に感染研の数値の方が多いのに...(感染研は1週間ごとにHER-SYSのデータを更新しているので多くなる)


✅追記:新しいデータが発表されました。2/14~2/20分

アドバイザリーボード

特に65歳以上の高齢者で未接種陽性の誤差が顕著。2回接種率94%だし...市町村のデータとも解離。

ということで、65歳以上の10万人あたりを比較(接種人口は厚労省データから)

ワクチン接種歴別の新規陽性者数(2/7-2/13)

2/7~2/13と言えばオミクロン真っ盛り。オミクロンでは発症予防効果の急速な低下は海外でも周知のこと。

10万人あたりの新規陽性者数を見ると...圧倒的に2回接種した方が感染者が少なく効果が高いことがわかります。でも、これを見たとき、各市町村が発表するデータと解離しているような気がしたのです。
また、『3回接種者』や『1回接種者』の記載がありません。いったい何処へ?


接種推進医師の方々も当然このデータを用いて効果をアピール。忽那医師はヤフー記事で...

2022年1月24日から1月30日までに感染した人の中で、ワクチン未接種の人、2回接種済みの人との10万人当たりの新規陽性者数を比べてみると、全ての世代においてワクチン未接種者の方がワクチン2回目接種済みの方よりも3倍〜20倍ほど多くなっています。つまり、ワクチン未接種者よりは2回接種者の方が感染する頻度は低くなっています。

『全ての世代において未接種者の方が3~20倍感染している??』👀
トップ画像の浜松市のデータを見て、そう感じますか?

まぁ...当然こうなりますよね。そして多くの人が3回目へと...


陽性、重症、死亡例における年代別ワクチン接種状況

こちらは感染研のデータ。データが随時更新されているので分かりやすくまとめてみました。上段が65歳未満で下段が65歳以上の高齢者。疫学週6に2/7~2/13のデータがあります。

接種歴別データ
接種歴別死亡

✅これを見て、いつも思うのは1億2500万人に打つような状況なのか?ということ。😷

65歳未満の未接種割合が多少多くなっているのは...接種対象外の12歳未満が含まれているから。
↓これは東京都の新規陽性者数。10歳未満を除いた割合が括弧の中。(感染者が多い10歳11歳は含まれている)

接種歴別感染

東京都・厚労省・感染研のデータで3割~6割を占める『接種歴不明』とは?

接種日・製造会社など全て入力できないと接種有りにならない(不明とするしかない)厚労省HER-SYSの仕様のため『接種歴不明』を量産。とりあえず接種回数の有無だけを必須とし、詳細が分からない場合は不明で受け付けるようにすればいいだけの話。なのにやらない。何故?

現場で対応にあたる医師や看護師の声。これを読むと...『接種歴不明』は『接種済み』である可能性の方が高い。未接種は接種記録システムVRSで簡単に確定できる、ごまかしようの無い数字。なぜ、改善しないのかな...